私は看護学校を卒業後、病院で看護師として働くようになり、今では定年を迎えるまでになりました。
長年働き続けてきたのですが、現状では看護師が不足しているらしく、私自身も定年後まだ看護師として働いています。現場がどうしても忙しく、人手が足りていないということで、私はアルバイトという形で再度契約することになりました。初めは迷ったのですが、今まで働いてきていたこともあり、アルバイトという形でも今後まだ働けるのならと思い、現在働いています。家庭と仕事の両立って、結果だったなと感じます。看護師としてのプライドを持ち定年まで独身でいた同僚、また孫までいる同僚。どちらかというと独身を通した同僚のほうが家庭的で、季節の野菜で漬物を作ったり着るものにはちゃんとアイロンがかかってました。孫がいるナースはとにかくお金任せ。独身のころから何にもかわりません。ワークライフバランスを提唱する職場なので、家庭の都合で短時間勤務をしたりまとまった休みをとったりできました。経営者がよかったから、今のわたしがいるように思えます。

定年後にまだ働けることは嬉しい限りではありますが、全体的に見たら、看護師と言う仕事がまだ人数不足なんだなぁと思わざるを得ない状態です。確かに看護師と言う仕事は、大変かもしれませんが、やりがいはあると私は思います。出会いがないということもなく、実際のところ患者さんと出会う形にはなりますし、さほど周りが言うような状況ではないのかもしれません。当然、仕事の面では責任能力は必要ですし、夜勤もあれば連続勤務のようなことも経験はあります。

しかし、今でこそ思いますがそれほど苦にはなりませんでした。仕事そのものにはやりがいもありますし、色々な状況を経験していける事で、仕事上のこともそうなのですが、実際に家庭や外出先などで役に立つような知識や技術も身に付けることが出来ます。大抵のケガや病気には驚くこともなく落ち着いて行動できるような状況です。今後、今目指している人もいれば、これから目指す人もいるとは思いますが、今まで以上に看護師を目指す人達が増えていってくれたらいいなぁと私は思います。
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